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CROSSTALK 世界的なスポーツ大会の会場として建設された「有明アリーナ」。 大会以降も、トップアスリートやアーティストによる興行の舞台になっています。 その管理・運営を担うのが日本管財。 一大プロジェクトに最前線で関わった3人が、やりがいと事業の展望を語ります。 世界的なスポーツ大会の会場として
建設された「有明アリーナ」。
大会以降も、
トップアスリートやアーティストによる
興行の舞台になっています。
その管理・運営を担うのが日本管財。
一大プロジェクトに
最前線で関わった3人が、
やりがいと事業の展望を語ります。

  • K.Y.

    有明アリーナ常駐で
    保守運営業務を担当
  • S.K.

    顧客と現場の橋渡しと
    運用計画を立案
  • A.M.

    有明アリーナ
    プロジェクトを受注

有明アリーナの
管理運営について概要を
教えてください。

K.Y.

私は有明アリーナに常駐し、最前線で保守管理に携わっています。年間のスケジュールはほぼ埋まっていて、既に3年後にも予約が入っています。国内外の有名アスリートやアーティストの興行ともなると、15,000席が満席となり、熱気あふれるエンターテインメントを発信する場所になっています。

S.K.

そうですね。大きなスポーツ大会で使われることも多く、実際にイベントの開催数が格段に増えてきたのが嬉しいです。運営がこれほど成功しているのは、アリーナとして日本で先駆けた「コンセッション方式」が採用された要因が大きいでしょう。コンセッションとは、公共施設の運営権を民間企業に引き渡すことです。当社を含む大手10社のコンソーシアム(企業連合)が、東京都から2046年まで25年間の運営権を取得しました。当社はアリーナの維持管理・修繕業務を担い、これまでのノウハウが活かされています。

日本管財が有明アリーナの管理・運営に
挑戦したのはなぜですか。

A.M.

有明アリーナに携わる以前も、当社は公共施設の管理・運営に多数携わってきました。こうした業界屈指の実績が評価され、有明アリーナプロジェクトにつながりました。

スポーツ会場やアーティストの舞台を運営する上で
大変なところはどこですか?

K.Y.

例えば、バドミントンは空調の設定次第でシャトルの軌道が変わり、バレーボールも照度(明るさ)が選手のプレーに影響します。世界的な大会は国際基準の環境管理も求められます。アーティストは音響設備を指定したり、自身で持ち込んだりする場合が多く、どんな興行も最善の舞台になるよう尽力しています。一方で、客席が暑すぎず、寒すぎない温度設定も肝心。出演者と観客双方にとって、快適な空間を提供するのが私たちの役割です。アリーナ周辺にマンションや生活施設もあり、イベント開催時は住環境に配慮した運営も不可欠です。

S.K.

さらにコスト面の管理も大切です。大空間の温度調整は冷暖房を動かし続ければ光熱費がかさんでしまいます。空気の流動性を高めるため、部分的にあえて空調を停止するなど効率的な工夫を心掛けています。バスケットボールのコートに使用される木材は湿度によって膨張・収縮し、反りを引き起こしてしまうため天候に応じた管理を行っています。そうした日々の環境管理に加え、長期的な視点での維持管理も必要です。私が所属する業務部門は、支出をいかに抑えられるか知恵を絞る役も担います。年間の興行スケジュールを考慮した設備メンテナンスのタイミングにも気を配っていますよ。

有明アリーナプロジェクトは今後の事業展開や
みなさんのキャリアにどう活かされそうですか。

A.M.

今回のプロジェクトで培った実績と信頼により、国内を代表する施設の管理事業も受託できました。全国各地に興行施設が誕生している昨今、当社がお役に立てるチャンスは広がっています。営業冥利に尽きますね。

K.Y.

今現場を守っている立場としても、このプロジェクトが次に繋がっているのは嬉しいですね。私のこれまでのキャリアはオフィスビルの常駐がほとんどで、集客施設に関わるのは初めてです。最高のエンターテインメントを届けるために、裏方として貢献する毎日は新鮮で成長を実感しています。現場では一人一人がイベント成功の重要な役割を担っていて、1つでも欠けると上手くいきません。その大切なピースの1つとして仕事ができることにやりがいを感じるとともに、当社が提供できる新たなサービスの在り方も常に模索しています。

S.K.

おそらく、この先のキャリアの中でも重要な経験となるプロジェクトだと思います。所属する業務部門は契約金額を管理する立場でもあり、金額的にもスケールの大きい仕事ができたことは、当社のなかでも唯一無二の経験になりました。今回培ったノウハウは、同じような大型集客施設の管理事業に活かせるはずです。

若手社員でも有明アリーナプロジェクトのような
スケールの大きな仕事ができますか?

K.Y.

実は今回のプロジェクトに新入社員も加わっていました。備品の設置といった現場の実務が中心でしたが、大きなイベントに関われる充実感を得られたと聞いています。

S.K.

会場の案内表示について、英語表記をこうした方が分かりやすいという提案も新入社員から寄せられ、現場ならではの意見はありがたかったです。

A.M.

当社の長所は職位や経験年数で役割を制限しないところです。頑張り次第で大きなプロジェクトも任せてもらえる社風で、若手でも活躍できる環境が整っています。

入社後は建物管理から有明アリーナのような大きな
プロジェクトまで、幅広い仕事を経験できそうですね。

A.M.

日本管財の看板があるからこそ、名の知られた大企業と協業できる醍醐味があります。今回のプロジェクトは、大手広告代理店を筆頭に通信事業者やプロモーター(興行主)等が結束し、コンソーシアムを構成しています。「社会に役立つ仕事がしたい」「大きなプロジェクトを将来経験したい」という向上心のある方は、きっと明確な目標を持ちながら活躍できるでしょう。

S.K.

もちろん、契約金額の大小で仕事の優劣が決まるわけではありません。当社はオフィスや商業ビルをはじめ、マンション、ホテル、病院、学校、工場など多彩な建物管理業務をトータルに提供しています。幅広い仕事を手がけられる面白さも当社の魅力で、視野を広げたい方にも最適の職場ですよ。

K.Y.

何年たっても飽きない仕事ができると思います。事実、私もこのタイミングで全く新たなチャレンジができるとは思いませんでした。建物がある限り必要とされる事業で、時代に応じた課題があり、チャレンジを続けられる仕事です。ぜひ、希望をもって日本管財の扉をたたいてほしいですね。

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